セフレサイトが登場した初期から、私はセフレ(セックスフレンド)関係を楽しんできました。今まで関係を持った女性は、累計すると200人くらいですね。17歳の未成年もいれば、61歳―お袋よりも年上というセフレを作る男性もいました。
基本的に、私はコンドームを着用しません。異物で締め付けられる感じが、なんとも不快なんですよ。もちろん、避妊対策はしていますよ。経済的に余裕があるので、せフれがほしいと思ってる女たちにはアフターピルを渡し、服用してもらうようにしていました。

そんな私に、異変が訪れたのは4か月前。始めに感じたのは、痒みでした。一部だった痒みは、次第に性器全体に広がり・・・。全裸で就寝する際ダニに噛まれたのか?と楽観視していましたが、痒みが引く様子はありません。それどころか、排尿時に痛みを感じるようになりました。
これはもしや、と病院で診察を受けると、やはり性病。幸い、抗生物質が効く種類で、内服薬を出しておきますよとのことでした。ああ、良かった―と一安心したところで、先生は一言、こう仰いました。
「念のため、HIV検査も行いますか?性交渉の機会が多いのであれば、検査をお勧めします」
先生は、純粋に患者を想って発言したのでしょう。私も深く考えず検査をお願いしましたが・・・まさか、あんな結果に為ろうなんて。

内服薬を飲みきったところで、私は再診を受けました。しかし、診察室に入ると先生の顔色が思わしくない。性器からは痒みが消え、完治は間際だというのに。しかし、その理由はすぐにわかりました。
「残念ながら、陽性でした。あなたはHIVに感染しています」
言葉が理解出来ない瞬間って、本当にあるんですね。言葉の意味はわかるのに、理解出来ない。HIV?私が?本当に?一体だれが?どのタイミングで移した?・・・それから数日間の記憶は、とても曖昧です。会社も無断欠勤し、家族のみならず、同僚にも随分と心配を掛けました。

私のHIVはまだ発症していないので、服薬さえ怠らなければ大丈夫とのことでした。しかし、全身に爆弾を抱えている事に変わりありません。当たり前ですが、セフレとは全て関係を断ち切りました。・・・ただし、HIV感染の事実は伏せてあります。伝えたところで、どうにもなりませんしね。

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